マダム・チェチーリアのワンOK〜♬ お店探訪

食べログで毎日一件レビューを書いています。レビューを書き始めたのは10年前でワン OK〜♬ カフェやレストランをまとめたくて〜はてなブログを開設することに致しました。

アコーホテルズのアップスケール・ブランド日本初上陸

田町に日本初フランス系ホテル

広々テラスでディナー満喫

テラスでコース・ディナーを満喫〜♬

ポルトガルで仲良しになった Y君と東京でバカリャウをご一緒するとは!
Y君から ”ベアトリーチェちゃんと一緒に行かれるホテルのレストランを
田町で見つけましたので〜いかがですか?” というご連絡を戴き・・♡
初めてアコーホテルズ(本社パリ)のアップスケール・ブランド日本初
プルマン・ホテルのテラスにおじゃまして参りました。アコーホテルズ
は世界95ヶ国で3500軒以上のホテルを展開していてソフィテル、
メルキュール、シンガポールラッフルズには宿泊しておりますが三井
不動産と三菱地所が JR田町駅東口の芝浦エリアで東京ガスと共に開発を
進める芝浦プロジェクトの存在は今回初めて知ることとなりました。Y
君とは先月の L.A.バルコニー でのランチ以来でその時ベアトリーチェ
連れてのビル内が抱っこで大変だった為、彼はわざわざ現地調査してく
ださってホテル車寄せからエスカレーターまでの動線をきっちり下見〜
”当日は車寄せでお待ちしております” と、至れり尽くせり〜♬

ディナーの予約は5pm〜福田浩二総料理長東京オリンピック自転車
競技オーストラリア・チームの専属シェフを務めた方だそうで、おヒゲ
のシェフのお姿がオープン・キッチンの中に!テラスはエントランス寄
りのテーブルに着きますと・・お向かいに見えたのがなんと KNOCK!
恵比寿店 で田町店オープンのお話を伺っておりましたが此処だったので
すネ!エントランスの前に金魚がいてKNOCKらしい・・♡ ジンジャー
エールとコーラ(¥700)私は今月のお薦めシャンドン・ガーデンス
ピリッツ(¥1800)で乾杯〜♬ フローズン・ストロベリーとパイナ
ップル入りでサマーライク!!夕方のテラスにピッタリ〜♬ 6pm 過ぎ
るとテラスの前にある通路は田町の駅に向かう人の流れが一気に多くな
りますが広々とした造りなので全く気にならず。シャンドン・ロゼにネ
ーブル、ブラッドオレンジ、ハーブとスパイスをブレンドしたスパーク
リングをローズマリーの香りと共に楽しみます。私達のテーブルを担当
してくださる女性スタッフも、とっても感じがよく Y君は5コース(¥
8800)リーチェパパと私は4コース(¥6600)のディナーをお
願い致しました。 

4コースの一品目がハモンセラーノで包んだピキージョのバカリャウ詰
め(干し鱈のコロッケ)で夏らしいサルサブラヴァスに夏野菜のラタ
トゥイユを載せたソースの上に!5コースの一品目はオーストラリア産
ビーフの極薄カルパッチョ!!ルーコラの下にベーコンのエマルジョン
とマンゴー、揚げた海苔のアクセントで楽しむ一皿〜個性的ですネッ!
初めてのレストランの場合、一品目はシェフからのご挨拶となり、今回
はイタリアンでもフレンチでもない今宵のディナーの予感が漂うプレリ
ュードに期待感が高まります。”バカリャウ〜ポルトガル思い出します
ね!” と Y君・・リスボンからスペインのサンチャゴ・デ・コンポステ
ラまでポルトガルを一周した旅から10年もたつなんて!Y君の天使の
海老はプリップリ〜甘いトウモロコシのソースで満喫〜♬ お魚料理は
ズッキーニをパスタ仕立てにして載せた真鯛ポワレをローストしたカ
ボチャのピュレに蜂蜜を入れて煮詰めたソースで楽しむ一皿でシナモン
の香りが秀逸!!こちらは太刀魚の直火焼きにしんなりとした玉ネギを
載せた佐土原なすのファルシを添えてスイカガスパチョで楽しむ一皿
でスイカの種に見立てたブラック・オリーブにシェフの遊び心が見え隠
れします。続く、お肉料理はシェフの力量が存分に発揮された肉厚な鴨
ムネ肉のローストでふっくらと柔らかく絶妙な火入れ〜ソースは無花果
添えられたペコリーノのポレンタもズッキーニのフリットも衣がハード
でカリッ!と美味〜♬ Y君のラム・チョップのローストは正に福田シェ
フの真骨頂でこれまでにいただいたラムの中で最も洗練された仕上がり
〜且つ、ワイルドなラムの魅力が引き出された逸品で〜♬ キューリのソ
ースとフェタの塩味がアクセント!ワインはドライなシャトー・ミニュ
ティー(¥1500)で堪能させて戴きました。

デザートは両品ともデグリネゾンで Y君がブルーベリー(ブルーベリー
・ソルベにムース、ココナッツ、ラング・ド・シャ)私はトロピカル・
フルーツとヨーグルトの抽象画のような一品で乳製ベルガモットのジュ
レの上にライムのメレンゲとヨーグルトのパルフェ〜♬ リーチェパパ
は紅茶、Y君と私はコーヒー(共に ¥700)で2時間のディナー終了
となりました。ディナー後半でお隣のテーブルにインド人ご夫婦が着席
〜店内はコンスタントに適度な賑わいでしたがテラスは最後まで安定感
のあるサービスでさすがホテルのオペレーション!KASA〜って CASA
(家)ではなく傘だったことが驚きでしたがロビーに現代的解釈の写楽
が掛かっていましたのでこれがフランス系ホテルの日本感なのね、と思
いつつ・・オーストラリア政府公認ラム・アンバサダーの称号をお持ち
の福田シェフのラムが天下一品なことが ’お味見’ で確認できましたので
次回は絶対ラム!!と決め、テラスを後にすることになりました。

 

ベアトリーチェも嬉しそう〜♬