マダム・チェチーリアのワンOK〜♬ お店探訪

食べログで毎日一件レビューを書いています。レビューを書き始めたのは10年前でワン OK〜♬ カフェやレストランをまとめたくて〜はてなブログを開設することに致しました。

甘い桃と生ハムのフェデリーニ

 

夏はフェデリーニに限ります!

ハイビスカス風味の紅茶にマンゴー



夏のランチ

駐車場から坂を上がって参りますと・・久し振りで見る店内 @1pm は
ほぼ満席〜テラスも反対側のテーブルに大人の男性2名(一名は国内外
で知らない人はいない著名ビジネスマンM氏〜アンティヴィーノで一目
でわかる有名人ちら見は舘ひろし以来)平日のランチ満席なんですネ!
凄い!!”15名でオフィスのランチが入りまして” とのお話・・来週の
水曜日まで竹腰マネージャーがイタリア研修で、健太シェフも一緒に?
と思って入れた予約でしたが ”さすがに二人で留守にはできないんで!”
と、健太シェフのお出迎え〜♬ ”僕は6月に行って来ましたので暑くなく
てラッキーでした” ギリシャでは気温が45℃ まで上がり山火事が発生
してイタリアとフランスから消防隊が援護に駆けつけるも一向に火が収
まる気配がないというニュースを朝見たばかり〜ローマも40℃ で暑そ
う〜冷え冷えのスプマンテ(¥900)で喉を潤しながら〜ひと昔前まで
春と秋にしかおじゃまできなかったテラスが冷暖房完備になって〜こう
して真夏にランチができるようになったってアンジェリーナが聞いたら
なんて言うかしら?

アンティヴィーノ平日のランチはプランツォA(¥1800)がスープと
サラダが付くパスタ・ランチ、B(¥3300)がプラス前菜3点盛り、
選べるパスタに鮮魚のソテーをサルサ・ヴェルデ or 鶏モモ肉のロース
トをハニーマスタード・ソースで、の選択〜パスタはタコとセロリのト
マト・ソースでスパゲッティ、豚肉の白ワイン蒸しと獅子唐のオイル・
ソースでスパゲッティ、ショート・パスタはズワイガニとゴーヤのクリ
ーム・ソース、リゾットは牛肉とナスといったラインナップで A.B 共に
デザートとコーヒーが付きます。私達はア・ラ・カルトで私が真蛸とウ
イキョウのカルピオーネ(¥1600)と穴子のサルティンボッカ(¥1
800)リーチェパパは冷製トウモロコシと帆立(¥1000)と冷製
フェデリーニ(¥2400)を選択。私はイスラエルフェンネル(イ
タリア語ではフィノッキオ)にハマって以来〜大のフィノッキオ好きで
日本のレストランではなかなかメニューに載ることがないので嬉しくパ
パはタコ好きだし・・♡ 本来お肉のサルティンボッカになぜ穴子?も
最大の関心事!!ワインはシチリアの白インツォリア(I.G.T. ¥900)
私達のテーブルを担当してくださった松澤遼大さんは言葉の選び方とト
ーンが竹腰マネージャーそっくり〜”お客様によく言われるんですよ!”
→ やはり〜♡ 竹腰さん、ローマで仔牛のサルティンボッカ召し上がり
ましたか?驚いたのはサービスの女性スタッフが ”ランチではフォッカ
ッチャをお出ししてるのですがバゲットとバターもお持ちしますか?”
凄い!!竹腰メモが残っているのですネ!

トウモロコシの冷製スープは濃厚でほんのり焼き色が付いた帆立が肉厚
で美味〜♬ バターで愉しむバゲットに合わせれば至高のマリアージュ
フィノッキオのカルピオーネも酸味しっかりで大満足!!健太シェフが
テーブルにいらして ”穴子は鰻の蒲焼きをイメージしてシチリアのマル
サラ酒とブロードでソースを作ってみました!” チョコレート風味を感
じるリッチで甘いソースは健太シェフの狙い通り〜ヴェネトのシャルド
ネかシチリアのインツォリアかちょっと迷って珍しいインツォリアにし
ましたがスッキリ辛口で甘い桃に生ハムの塩味が載ったフェデリーニ
で相性よく、単独だともう少しアロマがほしい白ワインでしたが本日の
ランチでは大正解!デザートはハイビスカス風味の紅茶のゼリーにマン
ゴーと柑橘を合わせたミルク・ジェラートで夏らしい一品〜♬ 健太シェ
フは昔から小さなグラスに合わせるドルチェがお得意でミニマムに表現
される感性にキラリと光るものがあります。次回おじゃまする時は竹腰
マネージャーのイタリア秘話を楽しみに〜♬

 

テラスに空調が入って真夏でも真冬でも〜♬